Zeta SL Jacketの後継モデルBeta Jacket
こんにちは
ARKSTANDARDのSATOです。
今日は大人気ブランド
【ARC'TERYX】(アークテリクス)
から近日入荷予定のモデル、
「Beta Jacket」(ベータジャケット)
について先に少し語っちゃいます。
こちらの画像は
「Zeta SL Jacket」(ゼータエスエル)
タウンでは大人気モデルで
1番人気のシェルと言っても過言では
ありません。
…が、21AWを持ってZetaシリーズは
なんと廃盤となってしまいました。
大人気モデルだったんですが…
実はリニューアルされて近々帰って
きます。マイナーチェンジですね。
次のモデルが
「Beta Jacket」(ベータジャケット)
です。何が違うのかを軽く解説
していきます。
言わずと知れた「GORE-TEX」
こちらは素材を提供しているGORE社に
よる機能性素材。
ZetaもBetaもどちらもこのGORE-TEX
を生地に採用しています。
どちらもハードシェルという
GORE社の認定を受けたモデルに
なりますが、Zetaは2層の素材になります。
裏地から見るとこんな感じ。
GORE-TEXは基本的に違う素材がサンド
された2層構造になっています。
GORE-TEX最大の特徴は表面の撥水性
防水性と内部の湿気を逃す透湿性を両立
出来た事にあります。
つまり、2層のタイプは撥水性のある生地
に透湿性のある生地(メンブレン)を
ドッキングする事によって、出来ています。
Zetaはこのメンブレンにコーティングを
施す事によって耐久性をわずかに上げて
います。
(GORE-TEXは基本的に耐久性は
ないです。)
こちらは別のシェルジャケットで
Fraser Jacket(フレイザージャケット)
同じくハードシェルジャケットです。
ちなみに、ハードシェルとは生地が
硬いか柔らかいかではなくGORE社の
認定があるかどうかになります。
なので、GORE-TEX INFINIUM
(インフィニウム)はソフトシェル
扱いになります。
Solano Hoody(ソラノフーディ)
あたりがそうですね。
(インフィニウムはGORE社の認定を
受けていないラインで、認定が無い為
低スペックというわけではなく、作りを
簡易的にし、テックからアパレルよりに
なることでコストカットしたラインてす。)
こちらが裏地です。
先程話した2層に加えて裏地を追加
しています。
つまり2.5層という扱いになります。
これにより、着心地、耐久性が向上して
おり、ウェアとしてさらに進化した作り
になっています。
Beta Jacketはこの仕様に変更となります。
ちなみに3層のモデルからGORE-TEX Pro
となり、ARC'TERYXでも最高級ラインの
モデルに使われます。
ここまで行くとかなり生地も硬めで
強固になるので、ストレッチ性は
皆無になります。
こちらのAlpha SV Jacketなんかですね。
ZetaがそもそもBetaから派生した
モデルなのでデザインなどはほとんど
同じです。
ちなみにBeta JacketとBeta LT Jacket
は別物です。
ベンチレーションがあるかどうかと
生地のデニールが違います。
LTの方が数g重い作りです。
Beta Jacketの情報解禁から、気になって
る人も多いかと思ったので書いてみました。
ちなみに作りは割と大きめなので、普段
着ているサイズ感で選びたい方は
ワンサイズ落とした方が良いかもしれ
ないです。
以上、語ってみました。
それでは。
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