今回はデニムの細かいところも掘り下げていきます。
おや?
ねじれてます。
右綾ですね…
もともと作業着として作られたデニム。
生地の表面の糸目が斜めに出る織り地。
斜文織りとも言います。
斜めの仕組みだとストレッチ性が生まれ
動きやすくなります。
作業するには動きやすさが重要ですね。
そんな
デニムには右綾と左綾があります。
右綾は色落ちに濃淡があり自然と着古したような表情になりやすいです。
Levi’s は右綾デニム
左綾はサラッと綺麗に色落ちするので
上品な見た目に感じます。
Lee は左綾デニム
僕はインディゴの陰影が楽しめる
Levi’s 派なので右綾が好きです。
そんな古着好きには
たまらない右綾のデニム。
職人の手作業による加工も相まって
着古したような色落ちが出ています。
裾はチェーンステッチの仕上げ。
隠しリベット仕様の
コダワリ具合。
たまらない..
古き良きシンチバックのデザイン。
絞ることでヒップラインが
キレイに出ます。
脚の形も美しく見えるディテールです。まだ語りきれない
このモデル..
手に取り、穿くと..
うんちく無しに良さが体感できる
不思議な物作りです。
これは長く穿いていきたい。
おまけ
インディゴの色がどうのこうの..
言われてますが
そもそもデニムが青いのは
どうしてなのでしょう。
労働者の作業着であれば汚れが
目立ちにくい黒や他の色でも良いはず。
わざわざ白のコットンをインディゴに
染める理由。。
それは
インディゴには
蛇が嫌いな成分があるから。
蛇や虫から
労働者を守るための作りなんですね。
でも
蛇が嫌いな成分が含まれて
いますが微量なので
蛇除け、虫除けの効果はほぼ
無いそうです。
Pier Lounge by ARK 越谷レイクタウン店
YOSHIDA