こんばんは、狐塚です。
皆さま、デニムはお好きですか?
僕はデニムが好きすぎて、おなじ型でも何本も所有してしまう癖があります。
「これは濃く穿く用」
「あれは色落ちさせる用」
「それはレングス短いから夏用」
「そっちは」
といった感じで、あれこれ理由を付けては買ってしまうのです。
色んな素材のパンツを穿くけれど、デニムの醍醐味と言えば着用を重ねる上での「経年変化」ですよね。
穿けば穿くほど、どんどん成長していく様は、まるで「我が子」の成長を見ているかのごとく、愛着が湧きます。
加工物のデニムの方が手っ取り早いですが、やっぱり長年所有する事で付き合いも長くなり、長年連れ添った「親友」の様な存在、そして自分の体型に合った色落ち、ダメージが刻まれていく。
「わが子」なのか「親友」なのかわかりませんが、とにかく大切な存在という事です。
と、いう感じでデニムのエイジングの魅力を浅く薄く説明した次第ではありますが、今回ご紹介するのは上記の説明と全く相対する「アンチエイジング」デニム。
Graphpaperから継続してリリースされている「Colorfast Denim」のベルテッドver。
当店でも2月頃に入荷後「即」完売してしまい、メーカーさんにわがままを言って再入荷させて頂きました。
このシリーズで先にリリースされていた2Tuck Pantsとはまた違った雰囲気で、こちらはワイドシルエットのペインターパンツをベースに、ハンマーループなど余計なデザインは削ぎ落とし、ミリタリーパンツのウエストベルトをMIXさせた都会的な雰囲気が特徴です。
身長175cmの僕でサイズ1で着用しています。ウエストサイズもワタリもレングスも十分すぎるぐらいボリューミーです。(笑)
「2Tuck Pants」のタイプも格好良いですが、やはりウエストベルトの存在感はあるのとないのじゃ全然違いますね。
タックインスタイルでも際立ちます。
見た目のデザインも素晴らしいですが、この「Colorfast Denim」の最大の魅力は「色落ちしにくい」という事。
以下、Graphpaperのディレクター南氏のコメント引用です。
「ヴィンテージデニムによくあるタテ落ちが僕は嫌いで、白いスニーカーや白いTシャツにデニムの色が移染するのも嫌い。だから色落ちしないデニムを作りたかった。厳密にいうと、インディゴの染料じゃないからデニムじゃないんですけど、デニムにしか見えないでしょ?白いTシャツにジーパン合わせて着てもらいたいと思ってるんで、作り方は一緒だけど、染料は落ちにくく、ずっと綺麗な革靴にも合うし、意外と普通なんだけど普通じゃない。普通じゃなく見えるけど普通。ぱっと見は気付かないことだけど、そんな哲学のもと作ってます」
うんうん、なるほど。
「Colorfast Denim」と出会う前は、デニムは色落ちさせてなんぼやと思っていましたが、ふむふむそういう考え方もあったか、と納得させられました。
僕は細身のデニムを好んで収集していましたが、確かにワイドデニムだったら色の濃いまま綺麗に穿いてみたいかも、と思ってしっかり購入しました(笑)
同生地のデニムジャケットも大変な人気でしたが、20AWで再入荷予定なので、そちらと合わせてセットアップで着用しようと思ってます。
(本当は今期セットアップで着たかったのですが、人気過ぎて買えず。。。)
随時ご予約も承っておりますので、デニムジャケット買い逃した方はぜひお問い合わせください!
今回ご紹介したスタイリングで着用したアイテムは下部に掲載しておきますので、気になる商品が御座いましたらそちらからどうぞ。
それでは、また。
CORNER'S ARK 狐塚