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2024.04.17
ARK STANDARD

ARC'TERYX / "Alpha SV Jacket"待望の再入荷です。

  • ロマン溢れる最強のシェル

  • こんにちは
    ARK STANDARDの佐藤です。


    いまだ枯渇が続くARC'TERYXですが、
    こちらのAlpha SV Jacket


    この度待望の再入荷となりました

  • ARC’TERYX

    Alpha SV Jacket M

    ¥151,800

  • 今回はこのジャケットが持つスペック、機能性、技術をマニアックな視点から語らせていただけたらと思います。


    ただいま好評発売中のこちらのアイテム

  • ARC’TERYX

    Beta Jacket M

    ¥68,200

  • こちらに比べてAlpha SV Jacketは価格が1枚分ほど高くなります。


    では何が違うのか。


    1.まずひとつ目は生地の重みです。
    パッと見だとわかりづらいですが

    Beta Jacket
    30デニール
    ※24SSの入荷モデルから80デニールに変更予定となります。

    Alpha SV Jacket
    100デニール


    このデニールとは繊維の太さを表す単位ですが、数値が増えるほどより強固になっていきます。


    Betaは普段使い(タウンユース)メインになりますので、軽量性を重視したモデル。
    対して、Alpha SVはアウトドアでの使用がメインになりますので、よりタフネスに作られております

  • -----------------------------------------

    《 ARC'TERYX初心者の方へまめ知識 》

    ARC'TERYXは種類も豊富で機械的な名称のモデルが多いので、見方がわかりづらいですよね。

    簡単に説明すると、3つの要素に分けられます。

    例)
    Beta LT Jacket
    〇〇+〇〇+Jacket

    カテゴリー+サブカテゴリー+アパレルとしてのカテゴリー

    あたまに来るBeta、Alpha、Atom、Gamma、Theta…
    これらはシリーズ名となります。
    ちなみにそれぞれに用途がわけられます。

    アルファは

    「高山の環境から体を守る、軽量で、ミニマリスト・デザインのクライミングとアルピニズム用製品」

    となります。
    なので、アウトドア・クライミング・ウィンタースポーツなどのアクティビティに向けたシリーズとなります。

    そして次に例であげた

    Beta LT Jacket


    この"LT"の部分はサブカテゴリーになります。

    こちらもカテゴリー同様に、LT、AR、SL、MX…
    など種類が豊富です。
    暖かさなどの機能性や軽量性、モデルの使用目的を定義した指標になります。

    SVは
    悪天候用
    「悪天候など厳しいコンディションに長期間耐えうる、最も耐久性の高い素材を用いた耐候性のあるアイテム。」
    となります。

    数あるモデルの中で最もハイスペック枠です。

    そして最後はジャケット、フーディ、パンツなど服の種類となります。

    -----------------------------------------

    すいません、長くなりました。

    つまり

    Alpha SV Jacketはハイスペックモデル
    ということです。


    ただ、パッと見が似ているので
    大きい特徴を解説します。

  • 裏地を補強し、入水を防ぐ役割をもつ
    こちらのシームテープ


    一般的なモデルは約1cm幅ですが、
    Alpha SVは約8mm幅になります。


    一見すると地味ですが、実は侮れないポイントです。
    こちらは職人により手作業で施している部分になりますが、世界でもこのレベルの繊細な貼り付けをできる方は数人しかいないそうです。
    よりミニマルさを追求した結果のディテールとなるわけでございます。

  • ポケットももちろんウォータータイトジップ(止水ジップ)採用です。


    今はいろいろなアウトドアブランドがこの止水ジップを採用しておりますが、この偉大な発明はARC'TERYXが始まりになります。


    業界全体の技術向上に役立つようにと、あえて特許を取得していないのは有名ですよね。


    ARC'TERYXの名前の由来になった
    古代生物の始祖鳥(アーケオプテリクス)は
    鳥類へと進化する過程の生物ですが、自分たちもアウトドア界の進化を担うブランドになりたいと願いアークテリクスの名前がつきました。

  • そして袖の部分にポコっとした何かがあります。
    これはRECCO(レッコ)というシステムです。


    佐藤も初めてこれを知った時は驚きました。
    そこまでしているのかと。


    RECCOとは、雪崩により雪中に埋没した人の捜索のために作られた遭難救助システムになります。


    簡単に説明すると電波の反射器です。
    例えば雪山で雪崩に巻き込まれたとします。


    視界も悪く、捜索が困難になりますよね。
    人名もかかっているので一刻を争う事態になりますが、そこで活躍するのがこのRECCO。
    捜索者側が発信した電波を跳ね返し、どこにいるのかがわかる仕組みとなります。


    しかも精度が高く、5mから最大10mまで届くという話です。
    また、距離は10cm単位から1km先までキャッチできるとのこと。


    現在世界では、700を超える地域でRECCOが採用されております。

  • …と、今回はAlpha SV Jacketを紹介させていただきました。


    ここでおさらい

    ・110デニールの高耐久素材でアウトドアで活躍

    ・止水ジップ採用により、わずかな隙間からも水が入らない

    ・3層仕様(表地+メンブレン+裏地)のGORE-TEX Pro

    ・RECCO(レッコ)が遭難時も活躍


    ARC'TERYXは常に新技術を開発し続けているブランドになりますが、新技術が1番先に実装されるのがこの

    Alpha SV J acket

    になります。しかもそのスピードは開発後1〜2年以内に実装とのこと。
    そこから他モデルにも新技術が採用されていくそうです。


    なので、ブランドの顔といって間違いないモデルになりますね。
    かなりストイックだなと感じます。
    リニューアルが多いのも納得ですね。

  • 色違いのMサイズを着た時の写真です。

    私は172cm、56kgになります。
    ARC'TERYX製品はM,Lを愛用中です。


    ただ、あくまでアウトドア使いを推奨しているモデルなので、日常使いにおいてはやや気になるポイントも。

  • クライミング用途になりますので、ハーネスの装着を邪魔しないようにポケットはフロント部分についております。


    サイドにはございません。
    そして、肩周りの稼動性を重視して肩周りはゆったりした作りになります。
    生地の張り感も強いので、シルエットやがっちりして見えやすいです。


    強いてあげるならこの辺ですね。
    アウトドアはやらない佐藤ですが、Alpha SVはロマンの塊なので1着は持っておきたいです。


    今後順次入荷してまいりますので、再入荷があればこのブログを読み直してみてください。
    それではまた。

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