TOP SECRET 07

Begin × ARKnets Begin編集長 ミツキのヒミツキチ

Begin編集長ミツキがこ〜っそりと足繁く通う
宇都宮の名店の名品をDigするcolumn
いいモノが氾濫する今の時代、
“ココでしか買えない”
Special Onlyをわかりやすく買い説
目からウロコなモノ選びのキモを
思う存分に語ります♪

TOP SECRET 05

ARKnets×Begin
レミレリーフ
ネイビーレーベル

REMI RELIEF NAVY LABEL

ミリタリーシャツ

ミリタリー+ヴィンテージ=
欲しい!!

服好き=
ミリタリー好きな理由

今から20年くらい前の話、新米編集時代に世界的ブランドのデザイナーさんへ取材する機会に恵まれました。とにかくお洒落なアトリエには、軍パンやらフライトジャケットやら……ミリタリーの名作がズラリと。リアルマッコイズの復刻モノもあったな~。まだ若かりしミツキの頭ん中は“?”だらけ。なぜいわゆる超絶モードなファッションブランドのデザイナーが、無骨なミリタリーモノを大量に収集しているのか。違和感でしかなかったのだ。そして、新米の私は失礼覚悟で頭ん中の“?”マークの解消に走った。すると「ミリタリーは究極の機能美なんです。こんな服を作れるようになりたい」とはデザイナーさんの弁。戦はもちろん反対ですけどね、生命を守るために考え抜かれた機能、そしてディテールには到底敵わないと言うのだ。一流のファッションデザイナーの考えに触れ、ミリタリーモノに対する思いが180度変わった。なぜミリタリーがファッションに不可欠か、ベーシック好きに愛されるのか……決して許してはならない人類の過ちが残した、唯一の良き副産物と言ってもいいだろう。そんないくつになっても惹かれてしまう“ミリタリーモノ”で、久々にHITを見つけてしまった~!というのが今回のヒミツキチネタ。まさにここでしか買えないが詰まった名ベーシックについて書きたいと思います~。

服好きが惹かれる
2大要素がある

このパイレックスのマグカップもそうですが、マルジェラのM47軍パン、ダブルアールエル、オールデンのミリタリーラスト、クラークスのデザートブーツにチャンピオンのUSMA……ファッションにおいても、ミリタリー出自で愛されるプロダクトというのは数多くあります。10代からのめり込んだものの、40歳過ぎても未だ、オッ!とついつい食指が……ベーシック好きには永遠のアイドル的存在と言ってもいいでしょう。そしてもうひとつ。ベーシック好きにとってグッとくる要素があります。それが“ヴィンテージ”。リーバイスにはじまり、時計にインテリアに……モノが持つオーラに温かみに惹かれ、こちらも脳天直下の物欲ポイントです。んで、今回のシャツはそんなミリタリーとヴィンテージが合体~♪ ヴィンテージ加工を得意とするレミレリーフがミリタリーシャツを作っちゃった、しかも、ヒミツキチでしか手に入らない要素を盛り込んで……ということで、間違いなく欲しくなる名作シャツについて行ってみましょー。

他にはない
2つのポイント

タグを見てアレレ? レミレリーフ愛好家であれば気付いたかもしれない。そう、通常のタグは白だが、ヒミツキチのレミのタグはネイビー。このタグはARKでしか買えないエクスクルーシブレーベルなのだ。スウェットをはじめとするベーシックアイテムが揃うこのラインだが、中でもミツキがブッ刺さったのがこのミリタリーシャツ。まずはサイズ感! レミファンならわかると思いますが、通常ラインはややタイトめ。代表アイテムのデニムシャツなんかは、いわゆるクラシコイタリア~な方々からも愛されているほど、美しいシルエットが真骨頂です。が、ヒミツキチのパターンはクラシックフィット。ミツキのように目下増量中なアラフォーから、今っぽく大きめに着たいんだよね、なアラサーまで、服好きの全世代対応。そこまでビッグじゃない不変的なシルエットなので、トレンドに左右されることなく着られるのも◎です。そして、もう一つがヴィンテージ加工。レミといえば加工技術に定評がありますよね。ここで特筆すべきは、褐色するという“自然の摂理”に則っている点、時間を早めて褐色させたと言えばいいかな。現存しないミッドセンチュリー期に使われていた染料を独自開発し、退色の原因である加水分解を加工釜で促進。化学薬品は一切使わずに、傷めるのではなく、自然なUSED感を作り出しているんです。だから素材の風合いはそのままに、オーラのある経年変化。先日も着ていたら、めっちゃ極上のUSEDすね、なんてとある服飾業界人からお言葉をいただいたばかり。サイズ感にリアルなヴィンテージ感、そんなレミが手に入る、まさに垂涎のどこ探してもココでしか買えない!なんです。

白を入れると
素人感なく玄人感

ミリタリーモノはかっこいいけれど無骨でハード。そこで覚えておくと誰もが簡単にお洒落〜になれるのが“白一点の法則”です。紅一点で場が和む、と同じようにラギッドな印象のカーキには白を一点入れて清潔感を出す、という至極単純明快なことなんですけどね。白のタートルネックをIN! ジャーマントレーナーやエアフォースワンなどベーシックなスニーカーを取り入れるってのもテですよね。カーキにデニムに合わせでも白が程よく中和。着こなしてんな〜!な玄人感がUPします。んで、#6に紹介したバブアーにIN!これがたまらないのなんの! ビールに枝豆よろしく乙な組み合わせ♪太めのブラックパンツに合わせてセットアップのように合わせるのもGOODですね。ここでも足元には必ず白を。#6でヒミツキチバブアー買ったよって諸兄にはぜひこの乙な合わせ+白一点の法則でハッピーなベーシックLIFEをと思う所存。今年もまだなんだか暑いですしね。ミッドレイヤーとして便利! そして、春先からはシャツイチで。夏以外の3シーズン使える万能選手ですからね♪ではまた次回♪

REMI RELIEF NAVY LABEL

ミリタリーシャツ

26,620円 (税込)

[Begin]編集長 光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。

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