今年の夏の暑さにより、世界中が悲鳴をあげているかと思いますがまさに近年で最も暑い月を更新し続けていることをネットニュースで知りました。あるアメリカの科学者は「2024年が2023年を上回り、1800年代半ばに地球表面温度の上昇が始まってから最も暑い年になる可能性が約95%ある」と発言しているほど今年は何かおかしいと。
原因としてはエルニーニョ現象と「人為的な気候変動」。
化石燃料を燃焼させることで温室効果ガスが大量に排出され、地球温暖化が進み、それによって長期的に気候が変化する気候変動が起きているとも打ち出しがあるくらいでもういままでの蓄積が限界を超えているらしいです。
その大きな変化が私の小さな変化まで影響していて、洋服を手に取る行為すら億劫な気持ちへと変わり始めてしまっている。小さいけど私としてはとても大きいことです。シャツえを本当は着たいけど暑さのせいでカットソーを選んでしまったり、デニムを穿きたいけどショーツを手に取ってしまったりと自分の思わぬ選択が芽生えてしまうことが多くなりましたが、その気持ちを抑えてくれる一枚が入荷されましたので紹介します。
YOKE(ヨーク)の定番で展開されているオープンカラーシャツ。
「RAYON WOOL PLAID OPEN COLLAR SHIRT」
今回のCORNER'Sのオーダーですが、古着やヴィンテージなどを今のトレンド、ファッションに昇華したアイテムをオーダーしていることが多く、お客様へ古き良き時代の雰囲気を現代で感じていただきたいと私個人的な思いもありますがYOKEのシャツもまさにそんな一枚かと思います。
古着より踏襲されたデザインとブランドオリジナルで作成されたレーヨンウールオンブレーチェック。
生地に関してはオーストリアの繊維メーカーで、テンセルやモダールといった環境に優しい繊維・生地の開発や製造しているレンチング社製の糸を採用され環境に配慮された仕様に。
YOKEの24FWのテーマでもあるフランスの抽象画家、スーラージュの生まれ育った街にあるスーラージュ美術館の内観の色使いをカラーパレットに落とし込んだチェックカラーは日本では感じる事のできない色味を再現されており、高揚感も高めてくれます。
この時期だから長袖シャツは抵抗があると思う方も多いかもしれませんが、生地のドレープ感や羽織った際の軽さには驚きを隠せないと思います。
そして前述でも記載した通り、私の小さな悩みを解消してくれるほどどのアイテムでもマッチしてくれる。
・ショーツ×シャツ
・デニム×シャツ
など
ただチェックシャツの場合、ややゆとりのあるサイジングなのでパンツに関してはシンプルでスタンダードなシルエットよりも、足のラインが生まれるようなシルエットか、振り切ったオーバーサイズなどのほうが丁度よいバランスが生まれるのではないでしょうか?お好みにもよりますが。
ただやはり繋ぐをコンセプトにしているブランド。
洋服のデザインはもちろんですが、どのスタイルにも繋げてくれる一着は夏の暑さにも負けないほどファッションを楽しむことができること間違いなしです。
気になる方は是非お試しください。