
みなさんこんにちは、井上です。
BIRKEN STOCK<<ビルケンシュトック>>
の、大人気モデル
Boston<<ボストン>>
レディースサイズの「ナローフィット」
メンズサイズの「レギュラーフィット」
当社にてお取り扱いしております2種類に関して、サイズ感の目安をお伝えできればと思います。
まずそもそも、どんなサイズを選べばよいの?って感じですよね。
靴下でも履きやすい、なんなら夏以外でも活躍しちゃうクロッグタイプですし。。。
「ビルケンのサイズ感ってどうなの?」
「ビルケンのボストンってどんなサイズ感なの?」
良く店頭でも耳にする疑問です。
ズバリ個人的には「ジャストサイズ」がオススメ。
特にアッパーよりも、足の直接乗る「インソール・フットベット」を気にして頂きたいです。
もちろん、見た目上最大の特徴といっても過言ではないアッパーのレザーも馴染みます。多少窮屈でも、革靴同様自分の足に馴染んで段々と履きやすくなってきます。加えて足裏で使用しているレザー・コルクも馴染んで沈んでいきます。大きいサイズを選ぶとぶかぶかで歩きづらく、むしろ疲れやすくなってし舞うんです。その点ではアッパーのサイズ感も大事。
ですが、ビルケンのサンダルとしての最大の特徴は「歩行矯正靴であった」という背景にあります。詳しくは長くなるので省きますが、フットベットとインソールに作りの特徴が詰まっているんです。
矯正靴の名前で何となく伝わると思いますが、自分の足に合ったサイズが履きやすい、もっと言えば合ったサイズで履くべきシューズです。
その証拠に、なんて言ってしまうと大きく出すぎかもしれませんが、大体どのモデルもベルトやベルクロでアッパーのフィット感が調節できる様になっています。
足の長さでサイズを選び、アッパーは自分で調節しながら履く、というのが正解な気がします。
さて、もう少しだけフットベットの話をさせてください。
先述の「矯正」ですが、どうやってやるの?の点にも触れさせて下さい。
以下にフットベット・インソールに隠された機能を一挙公開させて頂きます。
●深みのあるヒールカップ
・フットベッドに設けられた深みのあるヒールカップが、かかと部分にしっかりとフィット
・足裏の筋肉を支えることにより、足を常に自然な位置に固定
・この特製ヒールカップは、靴をはいている時と同様の安全性を実現
●ヒールバー
・ふくらはぎの筋肉に働きかけ、後足に安定感を与える・歩行プロセス及び筋肉運動の整合を向上
●縦方向のアーチ構造
・フットベッドの縁に沿って縦方向に流れるアーチ構造
・グリップとしての役割を果たすことで、適切な姿勢での歩行を促す・足の骨格をその内と外の両側から包み込む・歩行時の高い安定感を生みだす
●横方向のアーチ構造
・左右へと横断したフットベッド中央部のアーチ構造
・足の骨格を常に安定した位置に保つ・脚の自然で美しい直線が生み出される
●トーグリップ
・フットベットつま先側の中央部分には「トーグリップ」と呼ばれる起伏が施されている・足指の間に自然なゆとりが生まれ、足指は快適な状態に保たれる
・歩行時に足指が地面を掴むためのサポートにもなる
●高さのあるフットベッド縁
・少し高さを持って設計されたフットベッド前方の縁・歩行時に足をケガから守る
伝わりましたかね?
ここまで計算された上で作っているんです、ビルケン。適当に選んだら勿体ないと思いませんか???
これまで延々とジャストサイズで履くべき理由をお伝えしましたが
「じゃあ一体お前がジャストって言ってるサイズってどんななのよ」
って話ですよね。
ズバリ
「フチとかかとの間に数㎜ゆとりがあり、つま先に0.5~1㎝程度のゆとりがあるサイズ」
です。
注意して頂きたいのが、立った状態でこうなっているのが理想的であるという点。シューズの試着は座った状態が多いかと思いますが、絶対に立ってください。人間、座った状態と立った状態ではつま先の位置が違い、立った状態の方がつま先が前に出ます。つま先が前に出た状態で、前後にゆとりがあるサイズが「ジャスト」で「適正」です。
「散々ジャストジャストって言いながらゆとりあるやつで選ぶのかよ」
皆さんの声が聞こえます。でも安心してください。これでジャストなんです。いえ、ジャストになるんです。ビルケンで使用しているコルクは、特性上履きこむと前後が反り返ります。新品の状態が一番フラットで、みなさんが試されるのももちろん新品の状態。この反り返りを想定して、結果的にジャストサイズになるのがさっきのゆとりを持たせたサイズなんです!!
でも、ボストンって形的に前のゆとり分からないですよね。
そんなアナタに井上流、ビルケン ボストンのサイズ選び術をご紹介。あくまで一個人の意見ですので、参考程度にお考え下さい。
前に0.5~1㎝・後ろに数㎜
つまりトータルで1.5㎝以内くらいのゆとりがあれば良いんです。
履いて立ってみて、足の一番長い指がつま先に当たったところで、手の指がかかととフチの隙間に入るか入らないかくらい
です。正直指の太さとか個人差があるので断言はできませんが、大体コレで良いと思います。
この後にスタッフ毎の普段履いているシューズとそのサイズ、そしてBostonならどのサイズを選ぶのか書くので、そちらも参考にして下さい。
さて、良いサイズ選びは分かったけど
レギュラーフィット
ナローフィット
何が違うの?
そうお思いでしょう。
言葉の通りです。
レギュラーフィット=標準的な幅
ナローフィット=レギュラーよりも狭い幅
という事。
サイズにもよりますが、約4~5mm程の差があります。
ただ、日本人の足だとD~Eワイズが多く、正直大体の方がどちらでもストレスなく履けます。レギュラーとナローの違いを説明した上でこれを言っちゃ元も子もありませんが、極端に足幅が平均値よりも離れていなければ大丈夫です。あくまで違いがある事を目安として捉えておいて頂ければと思います。
より女性的で華奢に見えるナローフィット
太いパンツから細いパンツまで、男性の方でもソックス合わせでノンストレスなレギュラーフィット
って感じです。
さて、ではアークネッツスタッフはどんなサイズで選んでいるんでしょう?
ナローフィット
・スタッフA
足長:23.5cm / 足囲:22.5cm / 足幅:広め / 甲:高め
NEW BALANCEではほどよくゆとりのある、24cmを着用
CONVERSEではつま先にゆとりのある、24cmを着用
BIRKENSTOCK(ナローフィット)38サイズを着用し、靴下ありでゆとりのあるちょうどいいはき心地BIRKENSTOCK(ナローフィット)38サイズを着用し、靴下なしでつま先とかかとにゆとりのあるサイズ感BIRKENSTOCK(ナローフィット)37でも着用できますが、靴下をはいて着用すると幅がきつく感じるためでサイズを上げて選んでいる
・スタッフB足長:24cm/ 足囲:21cm/ 足幅:普通 / 甲:普通
NEW BALANCEではちょうど良いサイズ感で24cmを着用
CONVERSEではちょうど良いサイズ感で24cmを着用
BIRKENSTOCK(ナローフィット)38サイズを着用し、靴下ありでゆとりのあるちょうどいいはき心地BIRKENSTOCK(ナローフィット)38サイズを着用し、靴下なしでつま先とかかとにゆとりのあるサイズ感BIRKENSTOCK(ナローフィット)37でも着用できますが、厚手の靴下と合わせて着用しゆとりのあるサイズ感を好むのでサイズを上げて選んでいる
・スタッフC足長:25cm/ 足囲:21cm/ 足幅:細め / 甲:普通
NEW BALANCEではちょうど良いサイズ感で25cmを着用
CONVERSEではちょうど良いサイズ感で25cmを着用
BIRKENSTOCK(ナローフィット)38サイズを着用し、靴下ありでちょうどいいはき心地BIRKENSTOCK(ナローフィット)38サイズを着用し、靴下なしでつま先とかかとにゆとりのあるサイズ感
こんな感じです。
足幅が細めの方なら、0.5cm小さい表記先サイズで素足・ソックス合わせ共にストレスなく
逆に広めの方は、0.5cm大きいサイズ表記でソックス合わせに対応させている様です。
レギュラーフィット
・スタッフA 足長:26.5cm / 足囲:24cm / 足幅:普通 / 甲:低め
NEW BALANCEではほどよくフィット感のある、27cmを着用
CONVERSEではつま先にゆとりのある、27.5cmを着用
BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)40サイズを着用し、靴下ありでゆとりのないぴったりとしたはき心地
BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)40サイズを着用し、靴下なしでつま先とかかとにほどよくゆとりのあるちょうど良いはき心地
・スタッフB 足長:26.5cm / 足囲:25cm / 足幅:普通 / 甲:少し高め
NEW BALANCEではちょうど良くバランスの良い、27cmを着用
CONVERSEでは足幅でフィット感の高い、27.5cmを着用
BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)40サイズを着用し、靴下ありでジャストフィットのはき心地 BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)40サイズを着用し、靴下なしでつま先とかかとにゆとりのあるサイズ感
・スタッフC 足長:27.5cm / 足囲:26.5cm / 足幅:とても広め / 甲:高め
adidas、VANS、NEW BALANCEのスニーカーは足幅に合わせて28.5cmを着用
OOFOSやTevaなどのサンダルは素足ではくので28cmを着用 BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)を素足で43(28cm)がジャストサイズだが、靴下着用ではやや窮屈に感じる
BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)を素足で44(28.5cm)はゆとりのあるサイズで靴下も厚手のものをはけるが、素足ではやや大きく感じ、レングスも1cm弱余る
・スタッフD 足長:実寸26cm / 足囲23cm / 足幅:やや広め / 甲:標準より低め
NEW BALANCEではゆとりのある、27cmを着用
CONVERSEでもゆとりのある、27cmを着用
BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)40サイズを着用し、靴下ありでゆとりのないぴったりとしたはき心地。適正サイズにもっとも近いサイズ感
BIRKENSTOCK(レギュラーフィット)40サイズを着用し、靴下なしでつま先とかかとにほどよくゆとりのあるちょうど良いはき心地
こちらも概ね、普段丁度良く履いているスニーカーのサイズか0.5cmおとした表記サイズで問題なく
際立って幅が広い場合のみソックス合わせの際にはサイズを上げないといけない様です。
つらつらと「こうすべき!」みたいな感じで言いましたが、あくまで一意見にすぎません。
あくまで一例として、少しでもサイズ選びの参考にしていただければ幸いです。
↓サイズ感に合わせたコーディネート紹介のスタッフブログもベルモール店のSAITOさんが書いているので、是非ご覧になってください。
また、ビルケンシュトックの他アイテムも下の黄色いマークよりご覧頂けます!
是非ご覧ください。
