久しぶりにワクワクするデニムをいただいた齋藤です。
嬉しくて寝る時も穿いています。おかげで皮膚にミミズ腫れが目立つようになってきました。心なしか少し強くなった気がします。
と、いうことでメンズ ワードローブの定番にして、最も頭を悩ませるデニムパンツについて書いていきます。
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RECYCLED WASTE SUVIN COTTON YARN 11.5oz. DENIM 5POCKET WIDE PANTS
5ポケットパンツの完成型と呼ばれる1947年モデルをGOLDがモディファイした今作は、コインポケット口やサイドシームはセルビッヂ使い、隠しリベットなどのディテールや縫製はヴィンテージモデルを踏襲。さらには、ブランドオリジナルで開発した最高級の超長綿であるスビン綿を使用したリサイクルドウエストスビンを採用という贅沢っぷり。
「コーミング」という工程で出るスビンの落ちワタのみを収集し、通常のスビン綿と混ぜて作られた上質な素材です。
米国のL社のXXを語り出したら止まらない彼も、
「古き良きもの」に固執しすぎました。
と、ポリシーを曲げてくれるでしょう。
そんな、現行のプロダクトを毛嫌うオリジナル主義者をも黙らせる一本。
【サイズ感】175cm/65kg Mサイズ着用
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RECYCLED WASTE SUVIN COTTON YARN 11.5oz. DENIM 5POCKET STRAIGHT PANTS
上記同様のモデルですが、こちらは新型。
"ストレートシルエット"となります。
【2モデルのシルエット比較】
(175cm / 60kg)B85 W75 H92 着用サイズ:M
←
新型のストレートシルエット→
定番のワイドストレートシルエット
これは好みが分かれそうですね。
発売が楽しみです。
GOLDのデニムの良さは、なんといってもシャトル織機で織り上げた11.5オンスのセルビッヂデニム。落ちワタのムラ感やネップ、スビン綿ならではの肌触りに優れており生地面がデニムパンツというアノニマスな存在ながらブランドを象徴するアイコンとなっております。
1日で織り上がる反数は1台で25mほどで、手間をかけているデニム生地を贅沢にはき込んじゃってください。上記2モデルは、
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RECYCLED WASTE SUVIN COTTON YARN 11.5oz. DENIM PLEATED BLOUSE
と同生地になっており、セットアップでの着用も可能です。
1940年代のヴィンテージデニムジャケットをGOLDがモディファイした今作。
希少価値が高くヴィンテージでは大きいサイズにだけみられる背中心の接ぎ(スプリットバック)のディテールも全てのサイズに取り入れられております。
憧れのTバック仕様でお楽しみください。
今更ですが、ブランドについてご説明させていただきます。
東洋エンタープライズ社
GOLD/ゴールド
20世紀初頭から半ばにかけて著しい発展を遂げたアメリカ。その時期に作られた、いわゆる「ヴィンテージ」と呼ばれるワークウェアやミリタリーウェアの機能性と実用性を追求したディテールは、今なお我々を魅了して止まない。1965年に創業した、日本屈指の衣料メーカーである「東洋エンタープライズ社」が、長年培ってきたヴィンテージ復刻の技術を元に、「モダン・ヴィンテージ」ともいえるウェアを展開するプロジェクト。アメリカの「黄金時代」を象徴する名品の、魅力的なヴィンテージディテールを損なうことなく、シルエットやマテリアルに現代的なアレンジを加えた、洗練されたウェアを発信し続けている。
そんな"GOLD"で展開されているアイテムでも、特にアイコン的存在となっている「デニム」や「スカジャン」。
他にもたくさん名品は揃っていますが、やはりイメージ含めてもブランドの顔とも捉えられる両者。
待望の新作、デニムシリーズのご紹介でした。
おそらく即完売だと思うので、お見逃しなく。
ちなみに、同生地の過去にリリースのあったシンチバック付き股リベ仕様を所有している、高橋くん。2年選手とは思えない圧巻のエイジングでした。
ヨツヤくんと同じく、ベストジーニスト受賞に向けて今日も穿いております。
以上、ジーパン難民の方にこそお選びいただきたい一本でした。
齋藤