こんにちは
今回はm.a+の23AWが入荷してきたので、改めてブランドを代表する1足、1 leather piece derbieをご紹介
m.a+ / エムエークロス
卓越した技術と革新的なデザインでC-DIEM(カルペディエム)を先導してきた多大な経験を元に2006AWより自身のブランド m.a+が産声を上げる。独自の哲学と確固たる技術をベースに作り込まれその素材の持ち味を最大限まで発揮させる。彼の視点から発する世界観が時代を超え、世代を超え、 物の本質を問いただす。ブランド名の由来は「洋服と人が交わり着続ける事によって初めて完成に近づく」と言われている。
「1 leather piece derbie」
まさにブランドを代表する一足
その名の通り「1ピースレザー」、つまり1枚の革で作られています
なぜ1枚革が良いのか、それが一番伝わるのが「エイジング(経年変化)」です
本来靴というのは複数枚の革を合わせて作られますが、
複数枚の革を使う場合場合はほとんど別の個体から革が取られており、個体差によるムラがあります
人間の肌も同じ年齢の人でも色や質感がバラバラなので、動物も例外ではありません
靴によってはそれがかっこいいのですがm.a+では「黄金比」を用いて作品を作るのぐらい「美しさ」への追求が半端ではありません
だからこそ1匹の個体から取られた1枚革であれば、全体がムラなく同じようにエイジングをしていくのです
ちなみにm.a+が使用している革は、当店でも取り扱いのあるGUIDI / グイディから卸した最高級の革、いわゆる「グイディレザー」呼ばれる物
個人的ではありますが、こういったアルチザンなブランドの中でもm.a+の靴はダントツで履きやすいです
ソールの反り返りや裏地の革の馴染みなど、1度足を通せばその良さが実感できます
WEBブログで紹介しておいて言うのもなんですが、実際に1度履きに来ていただきたいです
革靴の中でも20万を超える代物ですが、大切に扱えば一生履ける靴です
良い物の価値は「値段」ではなく語り尽くせないほどの「魅力」だと思います