前回即完売となったCIOTAのデニム。
デザイナーの荒澤さんのこだわりが詰まった至極の一本。
デザイナーのインスタグラムにて「思い」がつづられておりましたでの是非ご覧ください。
僕の一本目は、ずっとさがしていたライトグレーのストレートにしました。次はインディゴかな。。
【CIOTAのデニムについて】
CIOTAのアイコンと言ってもよいこのメンズストレートデニム。
70年代の古着のストレートモデルをオマージュしております。
CIOTAのメンズストレートデニムのブルーの生地は経(タテ)糸を本藍で染めております。
更にその本藍の糸はカセ染めではなくロープ染色で染めております。
何故ロープ染色でなければいけないのか?
糸を中白にする為です。
中白でないとデニム特有の経年変化を楽しめません。
なのでCIOTAはロープ染色に拘ります。
ロープ染色ではない糸で織られた生地を私はデニム、ジーンズとは呼びません。
(これを踏まえて敢えてのデザインもあります。)
でもロープ染色はロットが沢山必要です。本藍はしかも高価です。
高価な染めものの上に作るのにも量が必要です。
だから本藍のロープ染色は中々巷にないのです。
(本藍ではない合成インディゴのロープ染色は巷に沢山あります。)
それだけではありません。CIOTAは更に更にそれに緯(ヨコ)糸を超高級な超長綿のスビンコットンを使用しております。
スビンコットンは超高価な糸です。
そしてこのスビンコットンをヨコにうちたいが為にまた大量のロットが発生します。
この時点でもうアパレルメーカーでは高い生地、そして量も沢山必要なこの企画の稟議書が通りません。
ここまでやってまだあります。
更に更に更にこの糸達を必ず旧式力(シャトル)織機で織った通称耳付き(セルヴィッチ)デニムに
仕上げます。
セルビッチデニムは凸凹した風合いが独特ですし、経年変化の違いも明確で素晴らしい生地になります。
纏めますね、本藍でロープ染色でスビンコットンでセルヴィッチデニム生地。
これは私でしか発想出来ないでしょうし、CIOTAでしか世に出ないでしょう。
CIOTAは製品ブランドだけでなく、生地ブランドでもあります。
老舗生地屋さんの(株)タキヒヨーさんが
私どもCIOTAのこのデニムを「変態ですね。」と言っております。
この変態の生地を私達シオタの岡山の自社工場で縫製致します。
私達シオタはデニムを縫製させたら世界一だと自負しております。
即ちCIOTAのメンズストレートデニムは世界最高峰の一つだと誇りを持って提案させて頂きます。
【CIOTAのデニムの穿き方】
ウエストをジャストサイズではなく
ワンサイズからツーサイズアップを選んで頂き、
裾上げは靴に少しクッションが出来る位に1回折りで、
その折る長さは3cmくらいの長さをオススメ致します。