JULIUS TART OPTICALは 1950年代初頭に創業した
タート・オプティカル・エンタープライズ社の
創立者であるジュリアス・タート氏の意思を継ぐブランド。
ジュリアス・タート氏の甥であり、タート・オプティカル社の
ファクトリーやマーケティングに関わった実績を持ち、
数多くの資料を保有。唯一ジュリアス氏の意思を継ぐ存在 である
『リチャード・タート氏』とパートナーシップを組むことで
新たに創設されたブランドが 『JULIUS TART OPTICAL』。
リチャード氏が保有する ジュリアス氏の残した膨大な資料を元に
現代の優れた技術と実績のある素材を使用し、当時のフレームを完全再生する。
それが JULIUS TART OPTICAL(ジュリアスタートオプティカル)に根付く信念です。
さて、ここからは 展開している眼鏡やパーツなどに関して
ご説明していきます。
横からのアングルを見て 現代の眼鏡との角度の違いに気づきませんか?
顔に沿うように 丸みを帯びた形状ではなく、ほぼ一直線。
ヴィンテージフレームを解体、トレースした上で
完全な角度などを導き出した 絶妙な傾斜角。
まさに ヴィンテージを彷彿とさせる 「横顔」です。
実際に身につけると 横から見える 表情がね、全然違うんですよ。
智(ヨロイ)の張り出しも見事。当時を彷彿とさせる。
この部分は 目元の印象に大きく影響します。
そして太めのリム。
ヴィンテージデザインをしっかりと踏襲した 作り込みは
流石です。
ちなみに「智」というのは
眼鏡のフロントからテンプルにつながる部分を言います。
屈強ともいえる7枚蝶番。
こちらも当時のディテールを踏襲した仕上がりに。
ざっくり分けて「3枚蝶番」「5枚蝶番」「7枚蝶番」に分けられますが
7枚蝶番は最も丈夫とされています。
更に 7枚蝶番は生産数が激減しているため希少性も上がっているのも事実。
実際 7枚蝶番の眼鏡を見かける機会は 少ないと思います。
ちなみに 蝶番は 智(ヨロイ)とテンプルの接合部分です。
負荷の軽減、眼鏡のフィッティングなどの 様々な役目を果たしてくれる
「蝶番」は フレーム性能を 最も決定づける部分とも言われます。
こちらは TART OPTICAL から JULIUS TART OPTICAL に続く
代表モデル ARNEL(アーネル)。
JULIUS TARTでは AR(エーアール)と 呼んでいます。
眼鏡のヴィンテージキングとも称される 代表的なフレームを再生した最も人気のモデルです。
P3(ピースリー) という名前で TART OPTICAL 時代には愛されていた ボストン型フレーム。
JULIUS TARTでは 『HAROLD(ハロルド)』と名前を変えて 当時のモデルを再生しています。
本国で、ボストン型フレームが P3 と呼ばれる 一つの由来が
TART OPTICAL が ボストン型のフレームを P3と名付けたからとも 言われています。
こちらは 豆知識として。
以下では JULIUS TART 各種フレームを 一部 ご紹介します。
是非 お気に入りのフレームを見つけて下さい。
僕は 当時のクラシックな雰囲気のサイズ感が好きなので
基本 小ぶりに身につけることがほとんどです。
ヴィンテージフレームをせっかく再生したのだから
普通のサイズ感で身に着けてしまったら 正直もったいない というか何というか。
まぁ、そこも 個々の感覚になってしまうんですけどね。
ご報告ですが 人気の AR パープルレンズ が再入可しました!!
中々 入荷しないモデルなので、狙っていた方は是非。
↑ こちらは ARに対応する クラシックなクリップオン。
44サイズ、46サイズに対応するようにサイズ展開があります。
ブリッジ幅は関係ありませんので 44サイズのARをお持ちの方は 44サイズをお選びいただけば
問題 御座いません。