
こんにちは。
ARKWAXの河野です。
いつものトップスに合わせるだけで、コーディネートの空気が変わる。
そんなパンツに出会うと、服を選ぶ時間が少し楽しくなります。
Tシャツ、シャツ、スウェット、ジャケット。
普段から何気なく着ているアイテムも、合わせるパンツが変わるだけで、見え方がまるで違ってくる。
TALKING ABOUT THE ABSTRACTION のパンツには、そんな“装いの景色を変える力”があります。
遠目にはヴィンテージウェアのように見えたり、デニムを穿いているように見えたり。
けれど近づいてみると、それがプリントや転写によって表現されたものだと気づく。
その少しの驚きや違和感が、着る人の個性になり、見る人との会話のきっかけにもなります。
今回ご紹介するのは、ブランドらしい転写表現を落とし込んだ5本のパンツ。
1.PRINT DENIM WIDE PT
2.PRINT WIDE PT
3.TRANSFER STRAIGHT PANTS
4.TRANSFER FLARE PANTS
5.別注 PRINT WIDE PT for ARKnets
どれも、ただ目立つためのパンツではありません。
アートのような存在感がありながら、日常のスタイリングにきちんと馴染む。
その絶妙なバランスこそ、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONらしさです。
TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONというブランド
TALKING ABOUT THE ABSTRACTION(トーキング アバウト ジ アブストラクション)は、2001年に大阪でスタートした日本のブランド。
デザイナー市原直樹氏によって立ち上げられ、古着、民族衣装、アンティーク、アート、カルチャーなど、さまざまな要素を独自の視点で服に落とし込んできました。
ブランドコンセプトは、「作品製作に携わる全てのヒトとの共存デザイン」。
服を作る人。
生地や素材に関わる人。
それを選び、着る人。
そして、その服を見る人。
一着の服が生まれ、誰かの日常に届くまでには、たくさんの人の手や時間、感覚が関わっています。
TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONの服には、そうした背景まで想像させる奥行きがあります。
古い物や文化、近代的な技術や感覚。
どちらか一方を“正しい”とするのではなく、すべてに同じ価値があると捉え、独自のバランスで混ぜ合わせる。
そこから生まれるのは、懐かしさと新しさが同居した、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONならではの普段着です。
転写が生む、リアルとユーモアのあいだ
TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONを語るうえで欠かせないのが、リアルな転写プリントによる表現です。
色落ちしたデニム。
使い込まれた古着のような質感。
重ね着しているかのような視覚的な面白さ。
一見すると“本物”に見えるディテールが、実はプリントで表現されている。
その瞬間、見る側の感覚が少し揺さぶられます。
「これは本当にデニムなのか」
「古着を重ねているように見えるけれど、実は一枚なのか」
「この表情はどこまでがリアルで、どこからがデザインなのか」
そうやって思わず近づいて見たくなる。
ただ穿くだけではなく、見て、探って、想像する楽しさがある。
それが、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONの転写アイテムの魅力です。
そして面白いのは、これほどアート性がありながら、ちゃんと日常着として成立していること。
主張はあるのに、着る人を置いていかない。
特別感はあるのに、クローゼットの中で浮きすぎない。
“アートっぽいのに、ちゃんと使える”。
このバランス感覚が、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONの服を特別なものにしています。
PRINT DENIM WIDE PT
デニムを穿くのではなく、デニムを“表現する”
名前の通り、デニムの表情をプリントで表現した一本です。
色落ち、アタリ、ステッチ、穿き込んだようなムード。
本来なら長い時間をかけて生まれるデニムの味わいを、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONらしい視点でパンツに落とし込んでいます。
遠目には、しっかりと存在感のあるデニムパンツ。
けれど実際には、プリントならではの軽さや柔らかさがあり、見た目の印象よりも気負わず穿けるのが魅力です。
デニムは誰にとっても身近なアイテムですが、このパンツはその“当たり前”を少しだけひねって見せてくれます。
普通のデニムのようで、普通ではない。
馴染みがあるのに、新鮮に見える。
その違和感が、スタイリングにちょうどいい奥行きを生んでくれます。
ワイドシルエットなので、合わせ方はとてもシンプルで大丈夫。
白Tシャツを合わせれば、パンツの表情が素直に引き立ちます。
スウェットを合わせれば、ラフなのにどこか洒落た雰囲気に。
シャツやジャケットを合わせれば、カジュアルなデニムのイメージが少しモードに寄ります。
“いつものデニムでは少し物足りない”。
そんな気分の日に、自然と手が伸びる一本です。
先日のYoutube LIVEにて詳しくご紹介させていただきましたので、良ければこちらもご覧ください。
- https://www.youtube.com/watch?t=2018&v=C-wysyHj4x0
PRINT WIDE PT
存在感はあるのに、力が入りすぎない
PRINT WIDE PTは、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONらしい転写表現を、ワイドパンツのリラックスしたシルエットに落とし込んだ一本です。
柄やプリントに存在感があるパンツは、どうしても「合わせるのが難しそう」と感じる方も多いと思います。
けれどこのパンツは、ワイドシルエットのゆとりがあることで、見た目のインパクトをやわらかく受け止めてくれます。
主張はある。
でも、押しつけがましくない。
穿く人の雰囲気に合わせて、自然に表情を変えてくれるようなパンツです。
Tシャツと合わせれば、気負わないカジュアルスタイルに。
黒のカットソーやシャツを合わせれば、ぐっと引き締まった印象に。
古着のジャケットやミリタリーアイテムと合わせると、ブランドの持つカルチャー感がより引き立ちます。
特に普段からワイドパンツを穿く方には、取り入れやすい一本です。
シルエットそのものに安心感があるので、プリントデザインに挑戦しやすい。
いつものワイドパンツをこの一本に変えるだけで、コーディネートの鮮度がぐっと上がります。
別注 PRINT WIDE PT for ARKnets
特別感を、日常の中で楽しむ
別注 PRINT WIDE PT for ARKnetsは、TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONの世界観に、ARKnetsならではの視点を加えた特別な一本です。
ARKnetsディレクター所有のヴィンテージデニムをベースにしたオリジナル転写プリントとなっております。
別注アイテムの魅力は、やはり“ここでしか出会えない”という特別感。
ブランドらしいアート性や転写表現を楽しみながら、今の気分に合うバランスで穿けるよう仕上げられています。
特別なアイテムというと、少し構えてしまうかもしれません。
でも、このパンツの良さは、特別でありながら日常に落とし込めるところにあります。
いつものトップスに合わせるだけで、スタイリングが少し新鮮に見える。
何気ない日でも、服を選ぶ楽しさを思い出させてくれる。
そんな一本です。TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONを以前から知っている方にはもちろん、初めてブランドに触れる方にもおすすめしたいモデル。
ブランドの個性をしっかり感じられながら、実際のコーディネートにも取り入れやすい。
そのバランスが、別注ならではの魅力です。
TRANSFER STRAIGHT PANTS
自然体でアートを楽しむ、頼れるストレート
ここからは、TRANSFER STRAIGHT PANTS と TRANSFER FLARE PANTS をご紹介します。
まずは、TRANSFER STRAIGHT PANTS。
このパンツの魅力は、個性的な転写表現を、日常に馴染みやすいストレートシルエットで楽しめるところです。
細すぎず、太すぎない。
クセがありすぎないのに、しっかり印象には残る。
そのバランスがとても上手い一本です。
パンツ単体で見ると、しっかりとデザイン性があります。
でも実際に穿いてみると、不思議と手持ちの服に馴染んでくれる。
白Tシャツ、黒のカットソー、シンプルなシャツ、スウェット、ジャケット。
どれを合わせても、パンツが主役になりながら、コーディネート全体を自然にまとめてくれます。派手に見せるというより、静かに目を引く。
そんな大人っぽい個性を楽しめるのが、TRANSFER STRAIGHT PANTSの魅力です。
初めてTALKING ABOUT THE ABSTRACTIONのパンツを取り入れる方にも、このストレートはおすすめです。
シルエットがベーシックなので、転写デザインの面白さを安心して楽しめます。
スニーカーで合わせれば、ほどよく抜け感のあるカジュアルに。
革靴を合わせれば、少しモードで都会的な印象に。
トップスを選びすぎないので、普段のスタイルに自然に取り入れやすい一本です。
“個性的だけど、ちゃんと使える”。
その言葉がよく似合うパンツです。
年々価値が高騰し、手にすることが難しくなっているヴィンテージデニム。
その貴重な一本が持つ色落ちやアタリ、長い年月を経て刻まれたリアルな表情を、精巧な転写技術によって落とし込んだパンツです。
インスピレーション源となったのは、往年のヴィンテージデニム。
ただ古着の見た目を再現するだけではなく、穿き込まれたことで生まれる奥行きやムードまで感じさせる仕上がりが魅力です。
新たに登場した今作は、第二次世界大戦時のパターンをベースにした一本。
無骨さと希少性、そして現代的な軽やかさを併せ持つ、ヴィンテージへの憧れを日常に取り入れられるアイテムです。
TRANSFER FLARE PANTS
シルエットで魅せる、余韻のある一本
一方で、よりファッションとしてのムードを楽しみたい方におすすめなのが、TRANSFER FLARE PANTSです。
フレアパンツならではの、裾に向かって広がるライン。
このシルエットが加わることで、転写デザインの存在感に、さらに雰囲気が生まれます。
立っているだけでも、どこか絵になる。
歩いたときには裾が揺れて、スタイル全体に余韻が残る。
ストレートとはまた違う、少し色気のある一本です。
フレアパンツと聞くと、「難しそう」「自分には少し個性的すぎるかも」と感じる方もいるかもしれません。
でも、合わせ方は意外とシンプルで大丈夫です。
トップスをコンパクトにまとめれば、脚のラインがきれいに見えます。
シャツやジャケットを合わせれば、モードな雰囲気に。
ゆるめのニットや古着のジャケットを合わせると、少しレトロで洒落たムードも楽しめます。
足元は、ブーツや革靴と好相性。
フレアのラインがきれいに出て、全体がぐっと引き締まります。
もちろん、スニーカーで少しラフに外すのもおすすめです。
きれいにまとめすぎないことで、今っぽい抜け感が生まれます。
TRANSFER FLARE PANTSは、コーディネートにしっかり個性を出したい方にぴったりです。
ただ目立つのではなく、シルエットで雰囲気を作る。
そのさりげない強さが、このパンツの魅力です。
ブランドの定番として親しまれてきた、ヴィンテージデニムをリアルに転写したパンツ。
その人気モデルから、新たにフレアシルエットが登場しました。
価値が高まり、今では簡単には手に入らなくなった往年のヴィンテージデニム。
その色落ちやアタリ、穿き込まれたことで生まれる独特の表情を、まるで本物のように写し取った一本です。新品でありながら、どこか長い時間を過ごしてきたような佇まい。
リアルなエイジングの表情には、古着好きの心をくすぐる奥行きがあります。
今回のモデルは、そんなヴィンテージデニムの魅力をフレアシルエットで表現。
裾に向かって自然に広がるラインが、クラシックなデニムのムードに少しモードな空気を添えてくれます。
ラフにTシャツを合わせても、ジャケットで少しきれいにまとめても、どこか雰囲気が出る。
ヴィンテージの味わいと現代的なシルエットが重なった、ブランドらしい新鮮な一本です。
5本のパンツ、どう選ぶ?
今回紹介した5本は、どれもTALKING ABOUT THE ABSTRACTIONらしい個性を持っています。
ただ、それぞれ得意な見せ方が少しずつ違います。
PRINT DENIM WIDE PTは、デニム感覚で取り入れたい方に。
普段のデニムの延長で穿けるのに、しっかり新鮮さがあります。
PRINT WIDE PTは、存在感のあるワイドパンツを探している方に。
シンプルなトップスに合わせるだけで、スタイリングの主役になります。
別注 PRINT WIDE PT for ARKnetsは、特別感のある一本を選びたい方に。
ブランドらしさと別注ならではの魅力を同時に楽しめます。
TRANSFER STRAIGHT PANTSは、初めての一本にもおすすめ。
アート性がありながら、ストレートシルエットで日常に馴染みやすいパンツです。
TRANSFER FLARE PANTSは、シルエットで差をつけたい方に。
モード、古着、ロック、レトロなスタイルが好きな方には特に相性の良い一本です。
迷ったときは、普段の自分の服装を思い浮かべてみるのがおすすめです。
Tシャツやスウェット、スニーカーをよく合わせるなら、PRINT DENIM WIDE PTやTRANSFER STRAIGHT PANTS。
ワイドシルエットが好きなら、PRINT WIDE PTや別注 PRINT WIDE PT for ARKnets。
シャツ、ジャケット、ブーツを合わせるスタイルが多いなら、TRANSFER FLARE PANTS。
“どれが一番目立つか”ではなく、“自分のいつもの服に、どんな変化を足したいか”。
そう考えると、選びやすくなります。


































